Re-issueレコードの意義
1987年5月1日(明菜デビュー記念日:明菜21歳)にCD限定企画として発売されたミニアルバム。
レコードからCDへの移行期で、LPレコードはCD移行が進んでいたがシングルレコード(EP)のCD化はまだ(シングルCDが登場するのは1988年2月)という状況が背景にある。
一方で、明菜のアルバムがコンセプト・アルバム(「不思議」「Crimson」)になっていきつつある時代のためシングルのヒット曲がアルバムに収載されず、あの大ヒット「Desire-情熱-」がEPレコードでしか聴けない状態になっていた。それを解消し激増しつつあったCDラジカセユーザーの期待に応えるため発売された(と、「LP’87」のライナーノーツに書かれている。というわけでシングル4枚のAB面曲を含む華やかな構成になっている。
そういうCDでしか発売されていなかったものが2023年7月にVinyl化されてRe-issueされたLPレコードを予約購入。タイトルは「LP'87」に替えられているいる。CDならば安価で手に入るものをわざわざRe-issueのLPレコードで買う意味があるのかはやや疑問。