昭和の終わり・バブル経済・恋愛
タイトル通り、過去3年間にシングル候補楽曲として制作されたストックの中から華やかな楽曲を集めたアルバム(1988年3月3日:明菜22歳)。いわばボツ曲のリサイクル?この頃のワーナーは何をやっていたのか、それとも明菜がわがままになっていたのか、はたまたすでに恋愛問題が深刻化していて新しい楽曲どころではなかったのか・・・?
時代は前年の9月から昭和天皇が体調不良となり日本中が1年ちょっとの間自粛ムードに包まれていた。そんなことも影響しているのかもしれない。自粛とバブル経済の足音となんとも微妙な時代に最盛期を迎えた明菜。
楽曲はロック調で歌唱は円熟した明菜節でまったく破綻がない、しかし全体に似たような曲でキャッチ―さには欠ける。失恋モノが多い。