Amazon Musicでチャールス・ミンガスのPithecanthropus Erectusを再生する
日曜日にJazz名盤を！第8回はチャールズ・ミンガスで「Pithecanthropus Erectus（直立猿人）」。黒人の悲哀の中からうまれたJazzを白人が商売のタネにしているーそんな思いは当時の黒人プレーヤーの中には当然あったわけで、白人うけするスムーズ・ジャズではないプロテスト色の濃いプレーヤーの代表。
ジャケットの絵にあるように、四足歩行から二足歩行へと立ち上がった直立猿人（Pithecanthropus Erectus）のいい面と悪い面を＜進化＞＜優越感＞＜衰退＞＜滅亡＞という4パートで表現するという、聴いていて少し不穏な感じがする。
解説書を読むと、ミンガスは相当のインテリで政治的意識の高い人だったようだ。
