Fontana's 100 CDs&Vinyls

100枚のCDと100枚のレコードで再構成する自分史的なMusic Box。サブスクの時代にあえて現物音源で楽しみたい。

Dolce Vita:Chihiro Yamanaka

サブスクをブログで整理するテスト

←クリックでAmazon Music

SACD30nを導入してCD、SACDを含めてデジタル・ソースをアナログに戻すのはすべてSACD30nにお任せ。これがめっぽう音が良い。Amazon MusicハイレゾはCDよりもいい音の場合が多い。

そのためこのブログの主旨「現物音源で聴こう」というテーゼが揺らぎ始めている。もうサブスクでいいじゃないか・・・、そんな内なる声が聞こえてくる。

一方で、サブスクだとどんなアルバム、どんな曲が良かったのかどんどんわからなくなってしまう。なにせ現物のメディアがないのだから記憶の彼方に。そこで、記憶とサブスクを紐付ける道具としてブログを使うという発想が生まれた。ブログにサブスクのアルバムを記録しておくのだ。

どんな具合が試してみるためにしばらくの間はこの方式でやってみる。1枚目は山中千尋の「Dolce Vita」。ジャケット写真をクリックでも下のダイアログをクリックでもとべるが、どうだろう。

残念なのはPCのブラウザで開いたブログからリンクするとブラウザーで聴くことになり音質はSDレベルということでガクンと落ちる。iPhoneで開くとAmazon Musicアプリが開くのでAirPlayでそこそこいい音。サブスクのインデックスをブログで管理するような感じかな。

The Look of Love:Diana Krall

シュッとした大人?

The Look Of Love

The Look Of Love

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シュッとした大人の美女というイメージがDiana Krallの人気の秘密ではないか・・とも思う。歌とピアノは落ち着いていて、リキミがない感じがとてもいいのだが、代表的女性ジャズシンガーというほどのソウルは感じられないと・・・私は思うのだが。

CDのジャケット写真、特に長身を生かしたドレスの着こなしとかき上げるブロンドヘアー写真家もそんなイメージをきちんと押さえている。どのCDジャケットもオシャレ、そんなところが人気の秘密じゃないのかなぁ。トータル・プロデュースがとても優れているというか。

このCDからは「S’Wonderful」を↓

WORKS  THE BEST OF TRF:TRF

30年後の今でも踊ってますね!

1993年デビューなのでポスト・バブル。なんだろうジュリアナお立ち台系からこうしたダンス・ミュージックへの移行期があったんだけど、小室の時代は、なんだかうやむやな1990年代の音楽シーンだな。

この2枚組ベストは数年前に懐かしくで買ったもの。「寒い夜だから・・・」「BOY MEETS GIRL」などなど、から一曲選ぶなら「Overnight Sensation~時代はあなたにゆだねてる~」、ユキあの頃きみは若かった ♬・・・サムも

ちなみにTRFはTK(=Tetsuya Komuro) RAVE FACTORYだったけど今はTechno Rave Factoryの略称ということらしい。

FALLING INTO YOU:Celine Dion

難病と闘うカナダの歌姫

Falling Into You

Falling Into You

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映画「タイタニック」の主題歌など圧倒的な歌唱力で魅了するセリーヌ・ディオン。CDとしての音の良さでいったらこの「Falling Into You」、なんと16曲で7分や6分といった長い曲もよどみなく歌いあげる。

ただし、上手いんだけどマライアや女性ジャズヴォーカリストのような「味」は、私は感じにくい、アデルとかと似ている。

1996年のリリースなので当時彼女は28歳。2010年あたりから健康トラブルに悩まされていたようだが最近になってスティッフパーソン症候群という自己免疫疾患にかかっていることを告白し音楽活動を休止している。まだ55歳なのにかなり歳をとったかのような写真をネット上では目にする。治療法が進歩して健康を取り戻すことを祈りたい。

もちろんこのCDには入っていないけど、ここは「タイタニック」の主題歌を聴いてみたい。↓

RIDE ON TIME:山下達郎

山下達郎マイブームが事件と交錯

山下達郎シリーズ、最後は再発売LP「RIDE ON TIME」。再発売LPを3枚買ったところで、例のジャニー喜多川の性加害問題の山下達郎への飛び火があり、ラジオ「Sunday Song Book」での「文句があるやつは聴かなくていい」となって、まあちょっと嫌気がさしてこの後の予約をキャンセルしてしまった。

その後、事態はご承知のとおりジャニーズ事務所の解体(?)と急展開してしまい。もし自分が山下達郎だったらヘコむよね、と思いながら聴く「RIDE ON TIME」はまた、ちょっとした皮肉か・・・。

というわけで、楽しく聞いていた音楽がリアルな事件と交差してしまい、自分の中の山下達郎リバイバルが幕を下ろした。この再発売アルバムシリーズ、相当売れたとは思うけど、事件によるキャンセルもそれなりにあったのかな。いまだに定価でAmazonで売っている。転売ヤーも右往左往したのかも。

MOONGLOW:山下達郎

全世界が待っていた!!

と、帯にはある。確かに内容、ジャケットともに待っていた!・・・あー、このLPをカセットに入れてドライブに行っていたよね、80年代の自分・・・ブイブイ。でも、やっぱり音のキレはすこしdull・・・。達郎の声が抜けて響くだけに全体としてのくぐもりが気になる。