マジック・アワー
1970年のどこかの時点で故郷の町のレコードショップでサイモンとガーファンクルが解散したというニュースを聞いてショックを受けた記憶。その2年後にリリースされたサイモンのソロアルバムがこれ。やっぱり、彼らの曲はサイモンのソング・メーカーとしての実力によるところ大だったなあと感じさせる。
LPのライナーノーツには解散前後のサイモンとガーファンクルの不仲の状況がかなり詳しく書かれている。その当時呆然とした中坊にすぎなかった自分が50年後にいい歳になって、その頃を振り返るよすがにもなる。700円の中古レコードがもたらすマジック・アワー。それはCDでは味わえないかも。